先日、東京で行われた「タカショー ガーデン&エクステリアフェア」。巨大な会場にタカショーさんの新商品を中心に展示され、業界のプロが集まる展示会です。他のエクステリアメーカーさんより、既製品が少なく、デザイナー次第でどうにでもなる商品が多いため、業界の可能性を感じる事が出来ます。

今回は弊社で一部、ブースのデザインをしました。

前日に会場で設営もお手伝いし、とても勉強になりました。タカショーさんはガーデンに強いというイメージがありますが、門周りも構成できる事を証明するブースです。

タイルも門扉も屋根も全てタカショーさんの商品です。「タカショー商品で、目を引いて、作りやすい門構え」というオーダーでしたので、シンプルにニュートラル的デザインをご提案しました。評判も良かったようで、とても満足しています。

所々、タカショーさんらしさを出すための工夫をしています。こちらは屋根に採光を確保するための格子を入れました。

天井に使用したエバーアートボードの納まりも非常に綺麗です。

ちなみにエバーアートボードのカラーはダークビブラートとアクティオークです。

今回最も気に入った商品はこの杉板型枠RC調のタイルです。杉板模様のコンクリートは弊社でも良く使いますが、施工にムラがあるというか、上手い下手ではなく、仕上がりは運による部分が大きいため、この商品は非常良いと思います。表面に凹凸もあり、かなりリアルです。エクステリアだけでなく、建物に使用すればデザイナーズ住宅のようになります。木造の家でも杉板型枠RCの雰囲気が出せるのはデザインにおいて可能性が広がります。

こんな感じでシンプルな白い家に貼っておけばオシャレになります。

もうすぐ発売されるようです。これは売れますね。何も考えずに使った方が良いレベルです。

よくよく考えると、その気になれば外装はタカショーさんの商品で完結できます。

ちなみにこれはニュートラルの新店舗の検討プランです。考えている時が一番楽しいです。

こんな感じに落ち着きそうです。名古屋の東部に出店予定で、住宅会社やリフォーム会社も入り、トータルでニュートラルがデザインする案もあります。社員の半数が住宅メーカー出身なので、住宅も出来る状況です。

建物もエクステリアも出来る会社が、敷地をトータルでデザインする。本来そうあるべきかも知れません。

そんな時代が来た時には、タカショーさんの商品が必要不可欠であり、業界が変わると思います。